ご挨拶―植物病とは―

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植物にも心があり光に向かって生きています。当サイトでは大学研究室に勤務する私が盆栽の育て方と植物に掛かる病気、病原体の解明と治療方法について調べたことを書いています。

【植物病】しょくぶつびょう-plant diseases-

一般的に植物病と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。
小学校の植物観察やご家庭の観葉植物をふと見たとき、葉の色が緑から黄色や茶色に変色したりしおれたり…といった何気ない風景の一部を思い返すでしょうか。

植物病の定義では、人間が病気にかかるのと同じように、「植物が健康でない状態を示すもの」という幅広い表現となっています。また、樹木が植物病になった場合は「樹病」ともいわれます。これらの病気の原因は実にさまざまですが、大別すると「微生物による伝染病」と「環境要因による生理病」の二種類に分けられます。

微生物の主な種類としては、糸状菌,細菌,ウイルス,ウイロイド,ファイトプラズマ,線虫などがあります。

2つ目の環境要因というのは、栄養の過不足や水質汚染、大気汚染などの要因が引き金となる場合のことをいいます。

正しく植物病に対処する為にも原因の特定は非常に重要です。人間が風邪を引いた時は温かくし、火傷をしたら冷やすように、原因が微生物などであれば殺菌作用のある薬剤の投与などが効果的ですが、環境要因だった場合水遣りや日光に当てる、肥料を与えるなど対応が変わってきます。

しかし残念ながら植物は音声を発したり表情を変えたりはしませんので、微生物なのか?日光不足か?虫食いなのか?ということは一見では判別しづらいことも多く、植物病の対処には経験や知識が重要となってきます。

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